個性的なビンテージ・ファズ3機種のサウンドを1台に集約
FZ-5は歴史的なビンテージ・ファズに用いられていたゲルマニウム・トランジスターの特性を素子レベルで忠実にモデリングしています。キャラクターの全く異なる3タイプのファズ・サウンドをノブで切り替えることができます。 Fモードは低音弦の飽和感に加え、プレーン弦でほどよくマイルドに歪むサウンドが特長。Mモードでは最初期の歪み系モデルのダーティーなサウンドを、Oモードはオクターブ上の音を付加したかのような独特のサウンドを完璧に再現しました。
製品の特長
歴史的なファズを忠実に再現
個性的なサウンドで1960年代〜70年代を彩ったファズ・サウンドをCOSM技術によってモデリング。FACE/MST FUZZ/OCTAVE FUZZという3タイプのビンテージ・サウンドを忠実に再現しました。
FACE(F):円盤型で1960年代後期のサイケデリック・ファズ・サウンドに欠かすことのできないモデル。ゲルマニウム・トランジスターAC128を使用したファットなサウンドを再現します。
MST FUZZ(M):ゲルマニウム・トランジスター2N2614を使用したモデル。高域が強調された独特なファズ・サウンドです。
OCTAVE FUZZ(O):音が減衰するとともにオクターブ上の音が重なるビンテージ・ファズです。
入力ゲインによる音色変化もリアル
FZ-5は、個性の際立った3つのファズをモデリングにより緻密に再現しています。サウンドはもちろんのこと、ノブの設定や入力信号の違いによる内部回路の挙動変化も再現しています。Mモードでは、ゲインを下げると、初期のファズらしい個性的でダーティーなファズ・サウンドが得られます。Oモードでは、歪みを抑える設定においてオクターブ・サウンドがより引き立ちます。ギター側のボリュームを下げた場合や、演奏する指板上のポジションによる音色変化も再現します。Fモードは、ギター・ボリュームによる音色変化が滑らか。エフェクトをONにしたまま、歪みの深さを手元でコントロールすることが可能です。
オリジナルを超えたセッティングも可能
歪みを自在にコントロールするFUZZノブを装備。ミニマムからセンター位置までは、オリジナル・モデルのサウンドを忠実に再現。それ以降のブースト・エリアでは、オリジナルを超えたレンジの広い強力なファズ・サウンドを生み出します。ドライブ系アンプのブーストに使えば、往年のファットなリード・サウンドが甦ります。Oモード時に同様のセッティングを行えば、オクターブ・サウンドをさらに強調したブースト・サウンドを手に入れることができます。