アナログとデジタル、2つの異なるサウンド・エンジンをコンパクトなボディに凝縮したクロスオーバー・シンセサイザー
JD-Xiはアナログ回路とINTEGRA-7同等のSuperNATURALシンセ音源を搭載した、アナログ/デジタルのクロスオーバー・シンセサイザー。さらにパターン・シーケンサーやボコーダーなど様々な機能をコンパクトなボディに凝縮。自在にツマミでコントロールできる重厚なアナログ・ベースやリード・シンセや、パッド、ストリングス、ブラスなどのPCMシンセ・サウンドが満載。
- アナログとデジタル、2つのサウンド・エンジンを搭載したアナログ/デジタル クロスオーバー・シンセサイザー
- アナログ・シンセ音源による重厚なシンセ・ベースやシンセ・リードのサウンド
- JUPITER-80やINTEGRA-7と同等のSuperNATURALシンセ・サウンド
- リアルタイム/ステップ/TR-REC、様々な録音方法に対応し、気軽にフレーズを作成できるパターン・シーケンサー
- オート・ピッチ、ボコーダーなどのエレクトロ・ボイスを演奏可能 (グースネック・マイク付属)
- 効果的な4系統のエフェクター(エフェクト1、エフェクト2、ディレイ、リバーブ)
- Mac/PC での使用に便利なUSB MIDI/AUDIOインターフェース機能
- ダウンロードサイトAxial より、音色やパターンをダウンロードして追加可能
製品の特長
アナログとデジタル、2つのサウンド・エンジンを搭載したアナログ/デジタル クロスオーバー・シンセサイザー
新開発のアナログ回路は、アナログ・オシレーターならではの太く存在感あるサウンドが特長です。オシレーター・タイプは「のこぎり波」「三角波」「矩形波」の三種類から選択可能。分厚いシンセ・ベースを作るときなどに有効なサブ・オシレーターも備え、1 オクターブ下/2 オクターブ下から選ぶことができます(サブ・オシレーターは矩形波のみ)。また、音のキャラクターを決定づける重要な要素であるフィルターも、アナログ・タイプのローパス・フィルターを実装しています(アナログ・シンセ・パートでのみ使用可能)。デジタル・シンセ・パートには、JUPITER-80やINTEGRA-7、FA-06/08と同等のSuperNATURALシンセ・エンジンを採用。アナログ・シンセ・エンジンだけではカバーできない、きらびやかなPCMサウンド、近年のエレクトロ・ダンス・ミュージックなどに不可欠なSuperSawに代表されるアナログ・モデリング・サウンドを演奏することができます。
オート・ピッチ、ボコーダーなどのエレクトロ・ボイスを奏でるボーカル機能
独特の音程変化を得るオート・ピッチやボコーダーなど、ロボットのような音声変化を楽しむことができます。これらはバンド内での使用も想定し、演奏する環境に合わせてマイクの感度などを綿密に調整することもできます。さらに、鍵盤を弾かなくても音声に効果をかけることができるオート・ノート機能も搭載。ボーカリストやギタリストがエフェクターを使う感覚で音声変化を気軽に楽しむことも可能です。音声入力用のグースネック・マイクが付属しているので、これらのボーカル機能をすぐに楽しむことができます。
気軽にフレーズを作成できる4トラックのパターン・シーケンサー
デジタル×2、アナログ×1、ドラム×1、合計4トラックのパターン・シーケンサーは、鍵盤の演奏や各ノブの情報も記録して繰り返し再生することができます(最大4小節)。録音方式は直接鍵盤を演奏していくリアルタイム録音の他、鍵盤の演奏をステップごとに記録するステップ録音、そしてRoland TR-808をその起源とする伝統的なTR-RECにも対応。また、パターン再生中に任意のパートをミュートすることもでき、"パートの抜き差し"で曲に展開を付けるパフォーマンスや、楽曲の構成を考える際などにも便利です。作成したパターンのテンポに合わせてクリックを出力することも可能なので、Mac/PC を持ち込まず手軽に同期演奏を楽しみたいバンド・ユーザーにも最適です(クリック出力時は、オーディオ出力がモノラルになります)。
高音質のPCMドラム・キット
様々なリズムを作り出す、エレクトロニック・ドラム、アコースティック・ドラムの高品位ドラム・キットを収録。キット内のインストごとにエンベロープ、ピッチなどのエディットも可能です。また、JD-Xi本体に収録されているドラム用の波形から、お好みのサウンドを並べて自分だけのドラム・キットを作ることも可能です。例えば、TR-808のバス・ドラム、TR-909のスネア・ドラム、TR-606のハイハット、TR-727のパーカッションを組み合わせる、といった具合に、楽曲やパフォーマンスに合わせたキットを用意しておくことができます。
効果的な4系統のエフェクター
エフェクト1、エフェクト2、リバーブ、ディレイ、計4系統のエフェクターを内蔵。エフェクト1ではディストーション、ファズ、コンプレッサー、ビット・クラッシャーから一つ、エフェクト2ではフランジャー、フェイザー、リング・モジュレーター、スライサーから一つを選択して使用できます。そしてアナログ・パート、デジタル・パート1、デジタル・パート2、ドラム・パート、それぞれ独立して各エフェクトのオン/オフが可能です。