ハイブリッド・ドラムは、ここから始まる。
アコースティックとエレクトロニックを融合させた新しいドラムの形、"ハイブリッド・ドラム"。TM-1は、ドラマーなら誰でもハイブリッド・ドラムを手軽に実現できる音源モジュールです。キックやスネア、シンバルやパーカッションなど、ライブで即戦力となる音色がプリロードされているのに加え、オリジナルの音色やループ・フレーズを取り込んで演奏することができます。ローランドの各種パッド類やアコースティック・ドラム・トリガー RTシリーズをTM-1に接続していつものアコースティック・ドラムに追加するだけで、パフォーマンスの幅がぐんと広がります。
直感的に操作できるMac/Windows/iOS/Android対応の専用エディター・アプリ(無料)で、TM-1へのオーディオ・ファイルの取り込みも簡単です。スマートフォンやタブレットなどをTM-1に接続し、取り込みたい音色をライブラリから選択・送信したら、あとは画面上で音色の調整をするだけ。ライブ時に使い勝手の良い本体のフット・スイッチを採用し、キット切り替えやミュートが足元で操作可能。曲の構成に合わせてアコースティック・ドラムのサウンドのみの演奏と、TM-1の音色を重ねたサウンドでの演奏の切り替えも、足元でスマートに行なえます。コンパクトながらも堅牢なボディでドラム・セットの足元にセッティングしやすく、電池駆動にも対応。TM-1は、ライブで演奏するすべてのドラマーにおすすめしたい、ハイブリッド・ドラムを始めるのに最適な音源モジュールです。
- 初めてハイブリッド・ドラムを導入するドラマーに最適な、コンパクトでシンプル操作の音源モジュール。
- ライブで使い勝手の良い2つのフット・スイッチを採用。キットの切り替えができるキット・モード(同時押しでミュート)、キットの音色確認ができるプレビュー・モードを選択可能。
- ロックやメタル、エレクトロニック・ミュージックなど、あらゆるジャンルの演奏に対応。
- 即戦力となるキットを15種類プリロード。
- 無料の専用エディター・アプリ(Mac/Windows/iOS/Android対応)で、150種類以上のライブラリからの音色入れ替えやユーザー・サンプルの取り込み、各パッドの音色設定などが可能。
- 感度調整がSENSつまみひとつで可能など、厳選したエディットつまみやボタンでシンプルかつ直感的な操作性を実現。
- ローランドのアコースティック・ドラム・トリガー RTシリーズや各種パッド、ローランド/ボスのフット・スイッチの使用に対応。
- 2つのトリガー・インプットを装備し、それぞれに1種類の音色を割り当て可能。また、デュアル・トリガー・パッドを1つ接続し、ヘッド/リムを鳴らすことも可能。
- コンパクトながらも堅牢なボディで電池駆動にも対応し、ドラム・セットに気軽に組み込み可能。
- USBケーブルでPCと接続し、トリガーMIDIコンバーターとしても機能。
製品の特長
アコースティック・ドラムに、手軽に”ハイブリッド”のパワーを追加
近年、ライブ・ハウスからドームクラスの会場でのライブで"ハイブリッド・ドラム"を取り入れるドラマーが増えています。レコーディング時と同じドラムの音を再現したり、楽曲の中で特徴的なエレクトロニック・サウンドを鳴らすなど、利便性とともにパフォーマンス性においてもその威力を発揮できるためです。 TM-1は、ハイブリッド・ドラムを初めて取り入れるドラマーでも簡単にセットアップすることができます。アコースティック・ドラムに取り付けたドラム・トリガー RTシリーズやV パッドなどをTM-1と接続し、好みの音色を選ぶだけ。TM-1の操作パネルにはハイブリッド・ドラムのサウンド調整に必要不可欠なSENS(感度)やピッチ、ディケイ、レベルといった厳選したつまみを備え、つまみを回すだけで直感的な音作りが可能です。
ユーザー・サンプルの取り込みや直感的な音色エディットが可能な専用エディター・アプリ
専用エディター・アプリ「TM-1 Editor」を使えば、TM-1本体にプリロードされている音色の状態を確認できるほか、直感的に素早く音色をエディットしたり、TM-1に接続したパッドへの音色アサイン設定や、オリジナルのユーザー・サンプルの取り込みが可能。1種類あたり最大6秒までのオーディオ・ファイル(ユーザー・サンプル)の取り込みに対応し、パソコンはもちろんスマートフォンやタブレット、さらにはクラウドに保存しているオーディオ・ファイルまで取り込めます。スマートフォンとUSBケーブル(※1)さえあれば、パソコンがなくてもライブ現場での急な音色変更などにも対応します。
※1:お使いのスマートフォンに接続するための変換コネクターが別途必要です。
TM-1 Editor(iOS用)のダウンロード >>
TM-1 Editor(Android用)のダウンロード >>
いつものドラム・セットにパッドを追加して、さまざまなサウンドを演奏
TM-1 は、アコースティック・ドラムにさまざまなサウンドを追加するのにもぴったりです。各種パッド類をTM-1 に接続して、そのパッドで鳴らしたい音色を割り当てるだけ。2 つのトリガー・インプットを装備し、それぞれで1 種類の音色を鳴らすことが可能(※2)。また、デュアル・トリガー・パッドを1 つ接続して、ヘッド/ リムのそれぞれで音色を鳴らすことも可能です(※3)。コンパクトでドラム・セットに組み込みやすいバー・トリガー・パッド BT-1をはじめ、高い演奏性と静粛性、コンパクトさを兼ね備え、プロにも愛用者の多いキック・トリガー・ペダル KT-10、メッシュ・ヘッドを採用したVパッド PDシリーズやシンバル・パッド CYシリーズなど、各種パッドに対応。さらに、ペダル・スイッチ DPシリーズやBOSSのフット・スイッチ FSシリーズの使用にも対応し、足元で音色を鳴らすことも。モード・セレクト・ボタンでプレビュー・モードにすれば、TM-1本体のフット・スイッチでも音色を鳴らすことが可能です。
※2:ヘッド/ボウ・ショットに対応しています。リム/エッジ・ショット、およびY字ケーブル(ステレオ標準⇔モノ標準×2)を使用したパッドの2個接続には対応していません。
※3:専用エディター・アプリでの設定が必要です。
パソコンと接続すれば、トリガーMIDIコンバーターとしても機能
自宅での曲制作、スタジオでのレコーディング、ライブ時など、パッドを叩いてパソコン上のドラム音源ソフトなどをMIDIで鳴らしたい場合にも、TM-1が活躍します。USBケーブル1本でパソコンと接続すれば、TM-1に接続したパッド類を使ってAbleton LiveなどDAWの入力にも活用できます。専用エディター・アプリでMIDIチャンネルやノート/コントロール・チェンジ・ナンバーの設定も可能です。
さまざまなジャンルに対応する15種類のキットをプリロード
アコースティック・ドラムのみを使った演奏では、ドラムの音を変更する場合は楽器の差し替えが必要になり、ライブ現場ではあまり現実的ではありませんが、ハイブリッド・ドラムなら即座に音色を変更/追加して、表現の幅をぐんと広げることが可能です。たとえば、会場に持ち込めないドラム・セットのサウンドを再現したり、曲に合ったユーザー・サンプルやループ・フレーズを鳴らすことで表現力を高めることができます。TM-1には15種類のキットがプリロードされており、1キットあたり2音色まで鳴らすことが可能です。さらに、無料の専用エディター・アプリを使ってキック、スネアなどのドラム音色やシンセ・ループ・サウンドなど150種類以上のライブラリから本体の音色を入れ替えできるほか、自分好みのユーザー・サンプルも取り込めるので、音のバリエーションは無限に広がります。
RTシリーズとの組み合わせで、アコースティック・ドラムのサウンドを増強
ドラムのキックとスネアは、バンドの屋台骨で特に大切な役割を担っていますが、ギターやベース、キーボードなど他の楽器が同時に大音量で演奏する中で、ヌケのよいサウンドにしたい場合があります。アコースティック・ドラム・トリガー RTシリーズをキックとスネアに取り付け、TM-1に取り込んだ音色を生音に重ねて鳴らせば、よりアタック感や明瞭度を高めたり、深みのあるサウンドにするなど、アコースティック・ドラム本来のサウンドをさらに際立たせてヌケの良いサウンドに仕上げることができます。 また、ツーバスで高速連打の演奏をするメタル・ドラマーが、キックにドラム・トリガーを使用してアタック感が強調されたサンプルを鳴らすことは、もはや定番となっています。TM-1は、ドラム演奏における利便性・パフォーマンス性をともに高めてくれる、頼もしいツールです。
軽量・コンパクトで持ち運びに便利
TM-1は軽量・コンパクトながらも堅牢なボディで、普段お使いの楽器ケースに入れて持ち運び可能。ギター用のストンプボックスのようなルックスとサイズ感でドラム・セットの足元にも気軽に追加できます。電池駆動にも対応し、電源コードの取り回しや電源確保の必要もなく、セッティングがスムーズに行なえます。