シンセ・サウンドの世界を思いのままにコントロール
SY-200 Synthesizerは、小さな筐体にアナログ・ライクなシンセ・サウンドを多数搭載。ギターやベースだけでは決して得ることのできないそのサウンドとレイテンシー・フリーの自然な弾き心地により、奏法をそのままに、新しい表現力をプレイヤーにもたらします。高い評価を得たコンパクト・ペダルSY-1のシンセ・サウンドをベースに、新たな音色を追加。セットアップしたサウンドは、128個までに本体に保存し、即座に呼び出せます。2つのフットスイッチは、アサイン機能を駆使することで複雑なリアルタイム・コントロールも可能。外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、MIDI接続によるコントロール機能も充実しています。
- 洗練された200シリーズの筐体に、高度なBOSSポリフォニック・ギターシンセ・テクノロジーを搭載
- 12種類のアナログ・ライクなシンセ・タイプに、それぞれに多彩なバリエーションをスタンバイ。合計171音色より選択可能
- 3つのパラメーター・ノブでサウンドを自由にカスタマイズ
- 内蔵メモリーに、お気に入りのセッティングを128個まで保存可能
- 本体ノブとLCDディスプレイにより素早いセットアップが可能
- 専用ピックアップを必要とせず、あらゆるギター/ベースで使用可能
- レイテンシー・フリーの自然な弾き心地
- パッチの変更、ホールド、ピッチ・コントロール等のアサインが可能なMEMORY/CTL1スイッチ
- ダイレクト音とシンセ・サウンドの音量は、独立した2つのノブで個別に調節/ブレンドが可能
- SEND/RETURN端子を搭載し、パラレル出力やペダルボードへのスムーズな統合を実現
- ギター/べ―スの2つのモードを搭載し、シンセ・エンジンをそれぞれの特性に最適化
- 外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、MIDI制御のための充実したコントロール端子を搭載
- TRS MIDI端子(ステレオ・ミニ・タイプ)を搭載(別売BMIDI-5-35ケーブルを使用)
- ファーム・アップデート用のMicro USB端子
- 別売のACアダプターPSA-100S、または単三電池3本による2電源方式を採用
製品の特長
表現力豊かなシンセ・サウンドと豊富なライブラリ
SY-200は、ダイナミックでアナログ・テイスト溢れるシンセ・サウンドにより、ギタリスト/ベーシストに新たな表現力をもたらします。音色は12タイプ、合計171種類を搭載。TYPEノブとVARIATIONノブにより、その膨大な音色数の中から、好みのサウンドを直観的に見つけることが可能です。各音色は、トーンやレゾナンスなど3つのパラメーターを本体ノブで簡単に調節可能。お気に入りの設定は本体に128個までメモリーでき、演奏中でも即座に呼び出せます。
スピーディーなサウンドのカスタマイズ
SY-200は視認性の優れたディスプレイにより、スムーズなサウンド・メイクが可能。本体パネルからダイレクト・レベルとシンセ・サウンド・レベルは、個別にコントロールができ、音量のバランス調節も簡単に行えます。SY-200のプリセットには、あらかじめBOSSのエンジニアにより設定された即戦力のサウンドがセットされていますが、3つのパラメーター・ノブから、自分好みのサウンドにカスタイマイズすることもできます。各音色ごとに最適なパラメーターが設定されているため、特別な知識を必要とすることなく簡単にシンセ・サウンドのエディットが可能です。
様々なセッティングとの高い親和性
シチュエーションに応じて、SY-200は多彩なセットアップを実現します。他のペダルとの直列接続だけでなく、SEND/RETURN端子を活用することで、SY-200のシンセ・サウンドと他のエフェクターのサウンドをブレンドして出力することが可能です。例えば、SEND/RETURNのループ内に歪みペダルを配置し、ドライブ・サウンドとシンセ・サウンドをブレンドして出力、その後にモジュレーションやディレイ、リバーブをかけるといったルーティングの構築もできます。また、SEND端子はダイレクト・アウトとしても使用でき、ダイレクトとシンセ・サウンドを別々に出力することも可能です。
柔軟性の高いリアルタイム・コントロール
SY-200は、ペダルボード上のわずかなスペースでも汎用性の高いコントロール機能を提供します。本体のON/OFFスイッチによるシンセ・サウンドへのスムーズな切り替え、MEMORY/CTL1スイッチには、ピッチ・ベンドやオクターブ・シフト、ホールド等の機能を割り当てられます。もちろん双方にメモリーの切り替えをアサインすることも可能。スイッチを長押しすることで、機能の切り替えにも対応、最大4つの機能をコントロールできます。フットスイッチやエクスプレッション・ペダルによるコントロール拡張や、BOSSのEFFECTS SWITCHING SYSTEM ESシリーズをはじめとするMIDI機器を経由したMIDIコントロールにも対応しています。
レイテンシーのない自然な弾き心地と、シンプルなセッティング
特別なツールを必要とせず、ギター/ベースを標準ケーブルで接続するだけのシンプルなセットアップで使用できます。また、BOSSの先進テクノロジーとカスタムDSPチップにより、レイテンシーのない自然な弾き心地を実現しました。普段どおりの演奏で、ギター・シンセによる新たなサウンド・メイクをお楽しみいただけます。
SY-200の多彩なシンセ・サウンド・タイプ
- LEAD—ソロやリードに適したワイド・レンジ・サウンド
- PAD—コード演奏に適した音の隙間を埋めるやわらかいサウンド
- STRING—クラシックなシンセ・ストリングスのサウンド
- BELL—金属的な響きのベル・サウンド
- ORGAN—ロータリー・サウンドを含む、オルガン・サウンド
- BASS—シンセ・ベースのサウンド
- DUAL—2つのシンセをレイヤーした厚みのあるサウンド
- SWEEP—揺れを特徴とするサウンド
- NOISE—アナログ・シンセ・テイストのノイズ・サウンド
- SFX—効果音やピッチ・シフトされたユニークなサウンド
- SEQ—ピッチや音質がリズミカルに変化するパルス・サウンド
- ARPEGGIO—ノートに応じたアルペジオ・フレーズを生成