指先で織りなす次世代のループ・パフォーマンス
ワールド・スタンダードとしての地位を確立したテーブルトップ・ルーパーが、次世代のパワーと柔軟性を備えRC-505mkIIへと進化しました。強化された数多くの機能が、ループ・パフォーマンスにさらなる飛躍をもたらします。クラス最高峰の音質を実現した5つのステレオ・トラックに、あらゆる機能の割り当てが可能なTRACK、FXボタンを追加。INPUT FXとTRACK FXはそれぞれ4つまで同時使用が可能。入出力系統の拡張やミキサー機能の搭載など、長年RC-505ユーザーが求めていた機能も強化しています。あらゆるインスピレーションを形にするRC-505mkIIは、ビートボクサー、ボーカリスト、マルチ・プレイヤーに至るまで、ステージ・パフォーマーに向けた理想のルーパーです。
- ワールド・スタンダードのテーブルトップ・ルーパーが正統進化
- クラス最高峰の高品位32ビットAD/DA、32ビット浮動小数点演算処理
- 5つのステレオ・トラックに、独立したボリューム・フェーダーとコントロールを装備
- INPUT FXとTRACK FXは、それぞれ4つのFXを同時に使用可能
- INPUT FX/TRACK FX 共に、16 個(4 バンク× 4 タイプ)のエフェクト・セッティングを保存可能
- 各トラックに搭載しているFXボタンとTRACKボタンは、任意の機能をアサイン可能
- 新規採用のハーモニー系FXやステップ・シーケンス機能を含む、49種類のINPUT FXと53種類のTRACK FX
- 幅の広い、耐久性に優れた新フェーダーを装備
- 演奏中、過去のステータスへと瞬時に戻ることができるマーク・バック機能
- ファンタム電源対応のXLR入力端子を2系統、標準のステレオ・ライン入力端子を2系統、ステレオ・ライン出力端子を3系統装備
- 5つのフレーズ・トラックとカスタマイズしたエフェクト、コントロール・アサインの設定を99個まで保存可能
- ループ・フレーズと同期可能な200種類以上の内蔵リズム・パターンと16種類のドラム・キット
- MIDIによるコントロールに対応
- 2つのCTL端子に、フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを増設可能
- PCとUSB接続することで、PCエディターのBOSS TONE STUDIOを介してフレーズのインポート/エクスポートやRC Rhythm Converterによるリズム・パターンのインポートが可能
製品の特長
正統進化を遂げた505
RC-505mkIIは、多くのユーザーに愛されたRC-505の良さをそのままに、よりクリエイティブなパフォーマンスを実現するための新機能と、かつてないフレキシビリティを備えています。フェーダーのストロークを拡張し、操作に適度なテンションを持たせることで、より繊細かつ正確にコントロールが行えます。また、各トラックには新たにFXボタンとTRACKボタンを追加。ループ・フレーズやエフェクトを瞬時にコントロールできます。また、最後に行なった録音を取り消し/復活させるためのアンドゥ/リドゥに、画期的なマーク・バック機能を追加。あらかじめ指定したループのステータスまで、1回のボタン操作で移動できます。
自分にとってベストなカスタマイズ
RC-505も高いカスタマイズ性を備えていましたが、RC-505mkIIはその限界をさらに押し上げました。各トラックのFX、TRACKボタンは機能を自由に変更することができます。またUNDO/REDOボタンを押すと、もう一つのレイヤーが現れ、それぞれのボタンに最初のレイヤーとは異なる機能を割り当てることが可能です。外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを増設するためのCTL端子を2つ備えており、コントロール拡張も充実しています。別途16個まで登録可能なアサイン機能を駆使すれば、本体や外部ペダルに追加で機能を割り当て、1つのトリガーで複数の機能をコントロールすることもできます。入出力可能なMIDI も駆使すれば、その可能性はさらに広がります。
パフォーマンスを彩る強力なエフェクト群
録音/再生中に使用可能な内蔵エフェクトは大幅に強化され、パフォーマンスを華やかに彩ります。新規に追加されたハーモニー系エフェクトを含む49種類のINPUT FXと53種類のTRACK FXを搭載。INPUT/TRACK FX共に最大4つまで同時に使用できます。各FXタイプは、トグルまたはモーメンタリーでコンロトール可能。新たに追加されたバンク機能により、FXの設定や組み合わせを4つまで保存し、即座に呼び出すことができます。一部のFXタイプに追加されたステップ・シーケンス機能は、エフェクトに動きを与え、躍動感のあるパフォーマンスへと導いてくれます。
フレキシブルな入出力とミキシング機能
RC-505mkIIは高い柔軟性を備えた入出力のシステムを備えており、この1台で本格的なシステム構築が行えます。2系統のXLRマイク入力とモノ/ステレオ・ライン入力を装備、独立したEQとマイク専用のコンプレッサーを備えたインプット・ミキサーが高品位なサウンドを型取ります。サウンドは、ステレオ3系統/モノラル6系統の豊富な出力端子に振り分けて出力可能。PHONE端子に出力するサウンドも指定できるため、パフォーマンス中にクリック音のみをモニターすることも可能です。また、アウトプット・ミキサーに内蔵されたコンプレッサーとリバーブを用いれば、ワンランク上のサウンドに仕上げられます。専用エディター・アプリのBOSS TONE STUDIO にも対応し、PCからUSB経由でオーディオ・ファイルのインポートも可能です。USBはオーディオ・インターフェイスの機能も備えている為、PC上のDAWと簡単に同期させ、手軽にレコーディングも行えます。
パフォーマンスを向上させる便利な機能
熱狂的なLoop Stationユーザーから寄せられたリクエストをもとに、RC-505mkIIには新たに開発された便利な機能が多数搭載されています。3種類のオーバーダブ・ モード により、スムーズなサウンドの差し替えを実現。既に録音されたサウンドを消去、または再生しながら、新たなフレーズで上書きすることができます。バウンス・イン機能を用いれば、複数のトラックを 1つにまとめ、溢れ出るアイデアを余すことなく表現することが可能です。また、再生スピードを倍速や1/2の速度へと切り替え可能。テンポの速さに応じてピッチを変化させるか、ピッチを維持するかも選択でき、トリッキーな演出を行えます。オート・レック機能は、本体のボタンやペダルにON/OFFのアサインができる様になり、パフォーマンスにあわせてその場で録音方法の変更も行えます。