Space Echoの魅力を凝縮したコンパクト・ペダル
1974年にリリースされたRoland RE-201 Space Echoは、歴代のエフェクト・ユニットにおいて、最も人気のあるモデルの1つです。約15年間に渡り生産され、そのリズミカルで温かみのあるサウンド・キャラクターが、ギタリストやプロデューサー、マニピュレーター等、多くのミュージシャンの創造力を刺激しました。
RE-2は、かつてないレベルでSpace Echoを再現したコンパクト・ペダルです。オリジナルを知り尽くしたBOSSが、サウンドと挙動まで再現したRE-2には、ミュージシャンが心地よいと感じるSpace Echoの魅力が凝縮されています。
- Roland RE-201 Space Echoのサウンドと振舞いを、かつてないレベルで再現したコンパクト・ペダル
- 温かみのある唯一無二のエコー・サウンドは、オリジナルの2倍の長さで使用可能
- オリジナルの内蔵SPRING REVERBを完全再現
- 3つの再生ヘッドとリバーブを組み合わせることで11種類のサウンド・バリエーションを実現
- RE-201の独特なエコー音の揺らぎを再現可能なWOW&FLUTTERノブ
- 本体のフットスイッチを長押しすることで、タップ・テンポの入力、またはTWIST効果を得ることが可能
- ダイレクト音は、アナログ・ドライ・スルーとRE-201のプリアンプ・シミュレート・サウンドから選択して出力可能
- キャリーオーバー・スイッチにより、エフェクトをOFFした際に残響を残すか、残さないかを選択可能
- ステレオ対応の入出力端子を装備
- 外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続することで、様々なパラメーターを足元でコントロール可能
- 安心の長期5年保証
製品の特長
伝説の名機“Space Echo”
テープ式エコーが主流だった1970年代、Roland RE-201 Space Echoは異彩を放っていた名機です。等間隔で配置された3つの再生ヘッドにより、リズミカルなエコーを実現。 テープに発生する摩擦や録音/再生のメカニズム、モーターの挙動など、多数の要素が複雑に影響し合うことで、心地よいエコー音を生み出します。内蔵のSPRING REVERBとサウンドが混ざることで唯一無二の世界観を作ることができます。また、アナログのプリアンプ部では接続した楽器の魅力を引き出すエッセンスが加えられ、多くのミュージシャンがSpace Echoのサウンドの虜になりました。
名機の魅力を凝縮
長い年月を経て、BOSSは新たなSpace Echoの開発 に着手。長年に渡り蓄積してきた膨大なデータに加え、自社で保管している貴重なミント・コンディションのRE-201を含む複数の個体を徹底的に再解析しました。テープに発生する摩擦や録音/再生のメカニズム、モーターの挙動、プリアンプのキャラクター、テープのコンディション、Z型に張られたSPRING REVERBなど、全てにおいて慎重に検証を重ねることで、今まで明らかになっていなかったサウンドのメカニズム まで完全に解明しました。RE-2はSpace Echoのサウンドや挙動をかつてないレベルで再現したコンパクト・エフェクターで、ペダルボードのスペースを気にせず配置できます。
徹底したこだわり
RE-2のMODEノブでは、再生ヘッドの組み合わせを11種類から選択可能。SPRING REVERBとECHOのLEVELノブは独立しているため、2つのバランスを自在にコントロールできます。 WOW&FLUTTERノブでは、磁気テープの回転が不安定になることで発生する、自然なモジュレーション効果がコントロール可能。REPEAT RATEノブを回した際に発生する滑らかなピッチの変化 や、INTENSITYを上げた際に発生する強烈な発振も、まさに正真正銘のSpace Echoです。
深化したSpace Echoの魅力
RE-2は、現代のミュージシャンが必要とする多くの機能を備えています。REPEAT RATEはオリジナルの2倍の長さまで拡張可能。ペダルを長押しすることで、タップ・テンポ機能や、エコー音を激しくうねらせるTWISTのコントロールが行えます。入力はステレオ対応となっているため、広がりのあるリバーブ効果を存分に発揮。ペダルの上部にはCARRY OVERのON/OFFスイッチを搭載しているため、エフェクトをオフにした際にエコー音を残すか否かまで、簡単に設定できます。ダイレクト音は、色付けのないドライ・スルー、若しくはRE-201のプリアンプ・シミュレート・サウンドから選択可能。ステレオの入出力やミュートにも対応しているため、楽器の接続はもちろん、PAミキサーの外部エフェクトとしても活躍します。CTL/EXP端子を備えているため、外部フットスイッチでタップ・テンポやTWISTのコントロール、エクスプレッション・ペダルで任意のパラメーターを複数同時に制御することも可能。演奏しながらSpace Echoの特徴的な発振音を生み出すこともできます。