ダイナミックな光の演出をこの一台で
コンサートやダンス・クラブなどのイベント、カラオケやパブリック・ビューイングなどの空間において、ステージの動きや映像に合わせたダイナミックな照明演出は参加者を盛り上げる重要な要素の一つです。
ビデオ・ライティング・コンバーターVC-1-DMXは映像信号と音声信号に基づいて照明機器の制御信号"DMX"を自動生成。照明専門のオペレーター無しでも、照明機器を自動的にコントロールして、光による魅力的な空間演出を行うことができます。例えば、アーティストのライブ映像を入力すると、映像に合わせて照明の色を変化させたり、音楽のテンポに合わせてミラーボールの回転速度を変化させることができます。加えて、MIDIによる制御も可能。電子楽器やPCのDAWソフトウェアから照明をコントロールすることができます。
- ダイナミックな照明効果を自動生成し、様々なイベントを効果的に演出
- 入力された映像信号/音声信号と同期したDMX信号を出力
- ローランド独自技術によるリアルタイムの信号解析と高速処理を実現
- HDMIスルーアウトを装備し、既存システムへの組み込みが可能
- RCA入出力端子を搭載し、アナログ・オーディオもサポート
- MIDIとUSB-MIDIによる、外部MIDIコントロールに対応
- macOS/Windows用の専用ソフトウェアでDMX設定のカスタマイズが可能
- 本体横のディップ・スイッチにより、DMX機器に対応したプリセット・マップを選択可能
製品の特長
シンプルな接続・設定で音と映像と照明を同期
大規模なコンサートなどで体験するような、映像・音声・照明が一体となった空間演出。従来は専門のオペレーターが手動で行っているこのような演出を、VC-1-DMXはシンプルなシステムで実現します。VC-1-DMXに映像/音声を入力するだけで、魅力的な空間演出をサポートします。VC-1-DMX内で入力された映像や音声の信号を瞬時に解析。3ピン/5ピンのDMX出力に変換され、すべてのDMX対応機器へ送出することができます。
HDMI/アナログ・オーディオから信号を瞬時に解析
VC-1-DMXは、HDMI入力からのデジタルの映像・音声信号に加えてRCA端子のAudio入力からアナログの音声信号にも対応。HDMIから入力された映像信号から色や明るさなどの情報を、また内部に搭載されたAudio Analyzerにより、音声信号からビート、テンポ、音量などの情報を抽出し瞬時にDMX信号に変換します。
MIDIコントロールでより凝った照明演出も
VC-1-DMXはMIDIからDMXへの変換もサポート。システムの拡張制御が必要な場合にも幅広く対応します。ハードウェアのMIDIコントローラーを接続すれば、MIDIのコントロール・チェンジ情報を使い、照明全体の調光(マスターディマー)や、ムービングライトのチルト、パンなど、さまざまなDMXパラメータをMIDIコントローラー側から制御することができます。USB MIDIにも対応し、照明コントロール・ソフトウェアや音楽制作ソフトウェアからDMX機器を制御することができます。
設定を自在にカスタマイズ
macOS / Windows用の専用ソフトウェアを使用することで、既存のDMX対応照明機器に合わせてVC-1-DMXをカスタマイズすることができます。個々の照明機器に合わせて、映像や音声からの解析情報や、MIDIコントロールなどを512のDMXチャネルに割り当てられます。